学会長　廣瀬幸雄先生　瑞宝中綬章叙勲の受賞について

　6月6日（日）の総会・記念講演会の冒頭に紹介がありましたように、日本コーヒー文化学会会長 金沢大学名誉教授の廣瀬幸雄氏が、令和3年春の叙勲で瑞宝中綬章（教育研究功労）を受章されました。
　氏が専門とする材料強度学の研究分野で様々なモノの破壊原因が水素であることを発見し実際の事故解析等に多大に貢献されたこと、コーヒーを学術面から研究を進め一つの学問体系としてとりまとめるとともに新技術・製品の開発に顕著な功績を挙げたことが主な受章理由です。また、数多くの優れた研究者、教育者の育成や地域社会の発展にも大いに寄与しております。
　本学会としては、学会発展の礎になった文理融合型の講義「コーヒー学」が金沢大学ほか複数大学で開講されており、キャリア教育や社会人教育として普及・展開していることは誠に喜ばしいの一言に尽きます。
　廣瀬幸雄先生の益々のご活躍を祈念するとともに、心からお祝い申し上げます。